2日前の段ボール燻製に関する投稿で、以前に段ボールを使ったお手軽燻製をした時の記事のリンクを貼りつけたのですが、その記事を確認中にあることを思い出しました。
大騒ぎするほどでもないのですが、個人的には重大事でしたので、今日はそれについてです。まぁ、勿体ぶったところで、内容は記事のタイトルのとおりなのですが…
問題の記事はコチラ
私が確認していたのはこの記事です。
日付は3月14日。ホワイトデーです。世の中のリア充どもがイチャイチャしていたであろうこと、まだ春の遠い信州の寒空の下、スーパーで打ち捨てられていた段ボールで、ニコニコとしながらご機嫌で食材を燻す中年オヤジ(独身)の姿がそこにはあったのです。一歩間違えれば事案です。
ともかく、私は3か月前にも燻製を作っていたのです。
っで、その時に、こんなものも燻していたのです。
牡蠣です。プリップリの海のミルク。
茹でて火を通し、ソミュール液につけて下味をつけたものです。写真は燻す前のもの。
燻製にした直後にいくつか食べましたが、もちろん美味しかったです。全部その時食べてしまおうかとも思ったのですが、牡蠣の燻製といえば、オイル漬けも美味しいんですよね。
これも味わいたい。そう思って半分はオリーブオイルに漬けて冷蔵庫へ。1週間ほどしたら食べるつもりでいました。
食べるつもりでいたけれど、
……食べた記憶はない。
2日前の記事を書くまで、完全にその存在を忘れていた。
牡蠣の燻製のオイル漬けは食べても大丈夫か?
2日前、帰宅すると直ぐに冷蔵庫の中を確認しました。すると奥にありました。小さなタッパーに入った牡蠣の燻製が。
燻製も、オイル漬けも保存のための調理法です。であれば、3カ月くらいは何とかもつのではないか?
という楽観論も勿論頭のどこかにはあるのですが、燻製といっても保存を目的としたきちんとした奴ではなく、段ボール燻製… 食しても大丈夫なものだろうか。
今までに何度か燻製は作っているが、ちゃんとした燻製であっても牡蠣のオイル漬けのような生っぽいもの長期保存したことはない。かなり不安だ。
だが、幸運?もあった。小さな冷蔵庫ではよくあることだが、冷蔵庫の奥のものがシャーベット状になることがあるが、この牡蠣もそれに近い状態だった。
まぁ、ともかく容器から出してみよう。
食材はシッカリとオリーブオイルに使っており、見た目には腐敗した様子はない。
むしろ美味そうにすら見えます。
だが、安心してはイケナイ。もし、口に含んだ瞬間に少しでも違和感があったなら、迷わず吐き出す。
私は恐る恐る箸を伸ばしました。
牡蠣の燻製オイル漬けは絶品だった
牡蠣の端っこを恐る恐るかじってみました。特に嫌な臭いも味もしません。大丈夫かな?
ある程度の安心を得た私は、もう少し大きめにかじってみました。
口の中に燻製独特の香りと、牡蠣の濃厚なコクと甘味が広がりました。
美味しい。これ、美味しい奴だ。
喰っても大丈夫な奴だ。
食べられると分かれば当然大きめの奴に箸が伸びる。
これ、いってみましょう。
プルンプルンです。
味はもちろん最高です!!
ビールも美味しい。
しかし、あれだな、ビールも良いけど、ウイスキーや日本酒もありだったかもしれないな。うん、これはウイスキーだな。夏だからといって、なんでもかんでもビールという安直さは良くない。改めよう。
2日経っても体調に異常なし
写真は2日前の晩酌の様子です。本来なら昨日の投稿でもよかったのですが、「美味しかった。」とか投稿した後に体調異常とかあったら洒落にならんので、とりあえず1日様子を見ました。
体調に異常・変調は見られません。
とは言え、素人が作った物を3カ月後に食べるというのはすすめられる話ではありません。保存用に強めに燻した燻製などでない限りは、できるだけ早めに食べてしまわれることをおススメします。また、私のようなオッチョコチョイノ場合は「そのうち食べよう」とか言っていると忘れるので、冷蔵庫に張り紙をしておくなど忘れない工夫が必要です。
以上、うっかり者の晩酌レポートでした。
では、また。
キッチンでも燻製って作れるんですね。