先月、風邪予防にと頂いた花梨でハチミツ漬けを作りました。花梨の香りがハチミツに移り、どうやら風邪が流行りだす前に仕上がったようです。
この花梨もそうですが、私は体温が低く、子どもの頃から風邪をひきやすい体質なので、風邪予防は色々とやっています。今日はそんな風邪予防のレシピを一つ。毎年、この時期に作っているジンジャーシロップについて書きます。
簡単ジンジャーシロップの作り方
レシピとか言うほどの大そうなものではありませんが、折角なので勿体ぶって書いてみようと思います。
材料
- 生姜
- 砂糖
- 水
- レモン汁(お好みで)
- 鷹の爪(お好みで)
- クローブ(お好みで)
- シナモンスティック(お好みで)
上の3つ以外はお好みで入れてください。私はレモンは入れないことの方が多いですが、入れたものの方が美味しいとよく言われます。でも、個人的にはないほうが好きです。
鷹の爪を入れるとピリッと刺激的な味になります。
シナモン・クローブも入った方が香りが良いと思いますが、このあたりは好みが分かれます。私は両方入れますが、クローブが割と評判悪いです。なんでだ、美味しいのに。
水、生姜、砂糖を同量入れるのがポイント。簡単で覚えやすいでしょ。この3つを煮込んだけでも十分美味しいです。
作り方
- 生姜を良く洗い、おろす
- 砂糖・おろしショウガ・水を鍋に入れ火にかける
- 沸騰したら弱火にして、じっくりコトコト煮込む
- 3のタイミングで鷹の爪・クローブ・シナモンスティックを加える
- レモン汁は火を止める寸前で入れる
- すりおろした生姜をザルでこしとる
- シロップを容器に入れて完成
基本的には、すりおろした生姜と同量の砂糖を、同量の水で煮るだけです。簡単です。
写真中央の茶色いのは砂糖です。白いのは塩としばしば間違えて悲惨な目にあったので、色のついた三温糖を使うようにしています。特に、味とかにこだわりがあるわけではありません。
生姜は本当はすりおろさずに、丸ごと煮ると美味しいです。ストーブの上などでコトコトやると部屋中良い香りで、一日中幸せでいられます。しかし、忙しくて時間がないという人は私同様、すりおろしてしまいましょう。20分ほど煮込めばしっかりとした味になります。
煮込み終わったジンジャーシロップはザルでこします。すりおろした生姜はキレイに全てザルの目に引っかかります。ただし、この場合、シロップは濁ります。しばらくすれば濁りは沈みますし、特に味に違いはありませんので私は気にしていませんが、人にあげる場合などはキッチンペーパーとかタオルとかを使って、もう一度濾しましょう。
前述のように生姜はスライスしたり、丸ごと使ったりした方が美味しいですが、時短のために摩り下ろしました。それと、じつはもう一つ理由がありまして、後述しますが、このすりおろした生姜でもう一品つくるためです。
ジンジャーシロップの使い方
冬だと紅茶に入れて生姜紅茶にして飲むことが多いです。飲んでしばらくすると体の芯からポカポカしてくるのが実感できます。
炭酸で割ってジンジャーエールにして飲んでも美味しいです。夏の暑い盛りや、お風呂上りの一杯のジンジャーエールはたまらん美味さです。このとき、少しだけウォッカなどのお酒とミントを入れるのもおススメです。いくらでも飲めてしまうので少し危険ですが。
おまけのもう一品
すりおろした生姜を使って生姜のジャムを作ります。まぁ、これもレシピとか作るほどのものではありませんが。
生姜ジャムの作り方
ザルでこしとった生姜はもう一度鍋に戻します。
鍋に戻したら砂糖と少量の水を加え、弱火でさらに煮込みます。焦げ付かないように気を付けてください。砂糖の量は好みで調整します。あまり薄味だとカビ易くなるので、少し砂糖は大目の方が良いです。
こちらも別の容器に移して完成です。
普通にジャムとしてパンにつけて食べても美味しいですし、カレーなどに加えても美味しいです。また、紅茶などに入れても美味しいですが、これはシロップがあるので…
私は毎朝、ヨーグルトに入れて食べています。
美味しいし、体にも良いのでオススメです。
生姜パワーで風邪知らずの冬を過ごしましょう。
では、また。