今週のお題「防災の日」
今日、防災の日だったんですね。ブログ書こうと思って、お題を目にするまで忘れていました。
皆さんは何か災害が起きたときの対策ってしていますか?
私の場合、対策と言っていいか微妙ですが、大好きなアウトドアのツールがあるので、それをいつでも使えるようにしておけば、どうにかなるかなと思っています。
ところで、信州はお盆を過ぎると急に涼しくなり、山々は秋めいてきます。
「いま山に登ったら気持ち良いだろうなぁ。」そんなことを思いながら八ヶ岳や北アルプスを眺めることが増える季節です。
なら行けよと言われそうですが、そりゃ、行けるものなら行きたいんですよ。しかし、仕事のスケジュールの関係でしばらくシッカリとしたお休みが取れそうもありません。
そんな時、気を紛らわせるのが室内アウトドア料理。
そんなわけで、お昼ご飯に事務所内でアウトドア料理です。事務員がお休みの日にしかできないいたずらチックなランチで気を紛らわしつつ、万が一、災害が起きたときのための練習です。
メスティンなら誰でも簡単に美味しいご飯が炊ける
これまでに何度かこのブログに登場しているメスティンを今回も使います。
詳しくはこちらをお読みいただければと思いますが、メスティンというのは要するに飯盒です。見た目はお弁当箱のような形をしています。そのため、そのまま食器として使うことも出来るなど、とても使い勝手の良いクッカーなのです。
通常、飯盒などご飯を火にかけて炊く場合、水加減や火加減に気をつけていないといけないわけなのですが、このトランギア社製のメスティンとエスビット社製のポケットストーブ、それから固形のアルコール燃料があれば誰でも簡単に綺麗に美味しくご飯を炊く事が出来ます。
エスビットのポケットストーブというのはこれです。
アウトドアで使う場合も、メインではなく、何かあった非常時用に持ち歩いているという人も多いようですが、私の場合は炊飯時はメインで使います。
専用の固形燃料もあるのですが、メスティンでご飯を炊くには燃焼時間が少し足りないのと独特の匂いがあるため、それは使わずに固形のアルコール燃料を使います。
こんな感じの奴ね。私は3個入り100円程の似たようなものを西友で購入しました。
これだけあれば、半自動的に美味しいご飯が炊きあがります。
S&Bシーズニングミックスなら簡単にパエリアが作れる
固形燃料を買った際、西友でこんなのを見つけました。
炊飯器に具材と共にいれて炊けば簡単にパエリアが作れるそうです。価格も100円程度でした。ちゃんと作ろうとすればサフランなどを買わなければいけませんが、アレ、結構高いでしょ。こんなのでシッカリとパエリアになるならお得だなぁと思い、試しに買ってみました。
袋の後ろに調理レシピもありました。今回はコレに沿って作っていくこととします。ただし、炊飯器で炊いても何も面白くありませんので、炊飯器の代わりにメスティンを使います。
S&Bシーズニングミックスによるパエリアレシピ
パエリアの材料
- 白米(洗っておく) 1合
- 鶏もも肉(一口大) 100g
- 冷凍シーフードミックス 100g
- 赤パプリカ(一口大) 中1/4個(40g)
- サラダオイル 小さじ2
- S&Bシーズニングミックス・パエリア 1袋(4g)
一応、野外で食べる前提なので、食材は必要な分だけ自宅でカットしてタッパーに入れて持ってきています。
メスティンにお米と水を加える
よく吸水させておいたお米(1合)をメスティンに入れ、そこに水を加えます。
飯盒炊飯で難しい水加減ですが、メスティンなら簡単です。米1合を炊く場合は、左側に見えるリベットまで水を入れれば丁度良い水加減になります。
もっとも、今回は食材が混ざるので多少加減が違うかもしれませんが、とりあえずいつも通りにやってみます。
メスティンにパエリアの素を入れてよく混ぜる
今回の主役、パエリアの素、S&Bのシーズニングミックスをメスティンに入れます。
2回分入っていました。今回は1袋だけ使います。もう一袋は、そのうちニトリのスキレットでパエリアを作ってみたいと思います。
水に溶かすとこんな感じ。
どうせ香料と着色料だけだろうと思っていたのですが、ちゃんとサフランらしきものも入っていました。割とちゃんとした商品みたいで、チョッと期待値が上がってきました。
食材をメスティンに並べる
商品の裏側に書かれていたレシピ通りの食材をメスティンに入れます。
溢れんばかりの量です。
本来炊飯器に並べて丁度良い量を、メスティンに入れたら、そりゃ、こうなります。
多少の心配はあるものの、まぁ、何とかなるだろうということで、これを火にかけます。
メスティンをポケットストーブの上に置き点火
飯盒炊飯で水加減と同じく難しいのが火加減。しかし、メスティンならその火加減も簡単。
ポケットストーブにアルコールの固形燃料を置き、その上にメスティンを設置したなら、燃料に火を付けて放置するのみ。
この際、蓋が開いてしまわないようにおもりをのせておきましょう。火が消えたらタオルなどでメスティンを包み蒸らします。蒸らし時間も含めて30分ほどで美味しいご飯の出来上がりです。
メスティンで作ったパエリアのお味は?
さて、十分に蒸らしも終わったところで、メスティンの蓋を開けてみます。パエリアは上手く出来ているのか?
いざ、開封!!
お~ シッカリと炊けている。
チョッとばかり見た目が残念だが、サフランの豊かな香りが食欲を誘います。
袋のレシピによると、良く混ぜたら出来上がりということなので、混ぜます。
混ぜると色味が良くなりますね。魚介が美味そう。
さあ、いよいよ実食。レモンを絞って食べました。
美味い!!
パエリア、美味しいよ。パエリア。
お手軽調味料を舐めていたよ。これ、結構本格的な味がするじゃないか。
やぁ、これを山の上や、非常に食べられたら大満足だわ。
この手の調味料は非常食用にもストックしておこう。
なんだか、かなり強引に防災の日にこじつけてメスティンの記事書きましたが、実際にメスティンでパエリアを作って食べたのは先週です。ごめんなさい。
時間がなくて書けなかった記事を今日書こうと思ったら、なんか、お題があったので…
忙しくても、出来るだけ更新するようにします。
では、また。