男梅というノーベル製菓の人気商品があります。
もともとはキャンディーだったようですが、今ではタブレットやグミなど様々なバージョンがあり、サッポロビールとタイアップで「男梅サワー」なるお酒まで売られています。
で、この男梅サワーが結構美味しくて、お酒好きの私はこのサワーで「男梅」の存在を知りました。
最近、この男梅サワーの姉妹品?の「男梅シロップ」なる存在を知り、「これは試さねば。」ということで、アマゾンでポチってみました。
男梅シロップは甘くないシロップ
これです。5倍に薄めて使います。
似た商品にこの「男梅の酒」というのがありますが、これとは違い、シロップにはアルコールが入っていません。ですから、お酒がダメな方や子供でも飲む事が出来ます。
ただ、この男梅シロップ、どうやら業務用のものらしく、一般的なスーパーなどでは購入できないようです。
お酒が最良の友である私の購入目的と言えば、もちろん「晩酌用」です。
とりあえず、ウォッカと男梅シロップでサワーを作ってみます。
シロップって言うくらいだから、トロミがあるものだと思っていたのですが、サラサラです。見た目は「男梅の酒」と変わりません。
ここにさらにウォッカと氷を入れます。
市販の男梅サワーは私の好みより少し味が濃いです。こうして自分で作る際はシロップ少な目、お酒大目で作ります。
最後に炭酸を注いで完成です。西友の「きほんのき」の炭酸水。安くてホント助かります。
まぁ、特に面白味もない男梅サワー(薄味・アルコール度数高め)の出来上がりです。
飲んでみての感想。普通に美味い! ん?美味いけど、なんか、いつもと違うな。
いつも使っている「男梅の酒」と少し味が違うような気がします。もちろん、配合も使っているアルコールも違うので当たり前なのかもしれませんが、いつもほど甘みを感じません。
市販の男梅サワーは私には味が濃く感じるのですが、特に甘味が余計な気がしていました。そのため自分で味を調整できる男梅の酒がお気に入りだったのですが、それよりもさらに甘味が抑えられているような気がします。
気になって原液を舐めてみたのですが、しょっぱさは感じるのですが、甘味はほとんど感じませんでした。
ジュース代わりに使おうという人には不便かもしれませんが、私は甘くないシロップというのはとても魅力的に思えました。
お酒を飲むときもそうですが、甘くないということは、色々な使い方ができると思うのです。甘いのが良ければガムシロでも入れればよいわけで、絶対甘くない方が使い勝手はよいと思います。
それにこのシロップ美味しい。梅の旨味としょっぱ味が絶妙です。暑い季節にはピッタリの味付けです。色々と使ってみたくなります。
ということで、使ってみました。
男梅シロップを使ってレアチーズケーキ
レアチーズケーキの上部にカシスとかブルーベリーのソースだったり、ゼリーだったりがかかっている奴ありますよね。
男梅シロップでそんなのつくったら、色も赤くてきれいだし、結構美味しいんじゃないかと思って作ってみました。
製作過程は写真撮り忘れたのですっ飛ばして、いきなり完成図です。
男梅シロップを湯煎しながらゼラチンを溶かし、先に作っておいたレアチーズケーキの上部に注ぎます。
もっと、ツルッとした綺麗な状態にしたかったのですが、冷蔵庫で冷やす際にケーキ型にかけていたサランラップが男梅のゼリーに触れてしまい、一部荒れてしまいました。なんだか出ベソみたいです…
どうにか誤魔化せないものかと、バラの葉を飾ってみました。
うん。悪くない。
ミントなどを飾るともっと良いかも。梅のゼリーだし、小さなシソの葉とかもありかも。
レアチーズケーキ初めて作りましたが、作り方の手順は簡単なんですが、綺麗に作るのって結構難しいですね。クッキーの生地が緩かったようでチーズの方に浮いてきてしまっています。
まぁ、それでも、30過ぎのオッサンの作品とすりゃまずまずかな。
切り分けて喰ってみましょう。
やっぱりクッキー生地がヒドイ…
まぁ、肝心なのは味だよ味。事務所で、事務員らとティータイムに頂きました。
おやつ。自家製レアチーズケーキ男梅味。 pic.twitter.com/PYT1EWXITd
— hesocha@はてなブログ (@hesocha_twi) 2016年7月19日
濃厚なクリームチーズの味と、少し多めに入れたレモン果汁の酸味が良い感じです。そしてなにより上部の男梅ゼリーの塩加減が抜群。
スイカの塩みたいなもんですかね。ケーキの甘味を良い感じに引き立てます。
自画自賛で恐縮ですが、「これ思いついちゃった自分は天才じゃないかしら」とか思っちゃうくらいに美味しかったです。そのへんのいい加減な店のケーキより絶対美味い。クリームチーズにしょっぱい男梅の組み合わせはありです。特にこの季節には。これは是非、試してもらいたいです。
事務員のオバサンお姉さま方も「塩味が絶妙」と気に入ってくれたようです。
男梅シロップをゼリーにしておくと使い勝手が良い
お酒、スイーツに使ってみましたが、このシロップ、普通の料理などでも使えそうです。この男梅の爽やかなしょっぱさは食欲が減退しがちな夏場には持って来いです。
とは言え、その都度手間をかけて使うのもメンドクサイですよね。ですので、私は直ぐに使えるように、ゼリーにしておきました。
シロップを湯煎しながら、ゼラチンを混ぜるだけです。
これをフォークでザクザク砕いて使います。
男梅シロップのゼリー&アイスクリーム
あまり面白味はありませんが、無難なところから。
甘いバニラアイスとしょっぱい男梅シロップのゼリー。先ほどのチーズケーキ同様に、甘さが際立ちます。また、梅の香りがバニラと割と合います。
男梅シロップのゼリー&ヨーグルト
塩味とヨーグルト。意外と悪くない。
イチゴジャムでものせたみたいですが、男梅シロップのゼリーです。
味も良いですし、見た目も綺麗です。
こちらのヨーグルトは自家製の土鍋ヨーグルトです。
男梅シロップのゼリー&野菜サラダ
男梅シロップでドレッシングを作っておいても良いかもしれませんね。
野菜サラダに塩、ブラックペッパー、オリーブオイル、ワインビネガーのソースをドレッシング代わりにかけ、男梅シロップで作ったゼリーをのせました。
オリーブオイルとの相性も悪くないです。ドレッシングもいずれ挑戦してみたいです。
ワインビネガーのソースはワインビネガーを煮詰めたものです。
男梅シロップのゼリー&冷奴
見た目も綺麗で涼やかです。
安い絹ごし豆腐が、御馳走チックに生まれ変わります。味も抜群です。梅と豆腐、合わないわけがない。超おススメです!
男梅シロップのゼリー&納豆
豆腐が合うなら、同じ大豆製品の納豆も合うんじゃないか?
そう思って試してみました。
シソと男梅シロップのゼリーを薬味に納豆ご飯作ってみましたが、梅とシソの香りが爽やかで良いです。これなら蒸し暑い夏でも、納豆を美味しく食べられそうです。
ちなみに、こちらの納豆は自家製の土鍋納豆です。
男梅シロップでモリモリ食べて暑い夏を乗り越えよう
如何だったでしょうか。ちょっと、使ってみたくなりませんか、男梅シロップ。
美味しいのはもちろんのこと、様々なシーンで使えそうなところがとても良いです。
今も、「あ、この料理で使ったら良いんじゃね?」と料理の構想というか、妄想が広がっています。
一般のお店では手に入らない業務用のものですが、普通に、一般向けで売ってくれれば良いのになぁ。絶対売れると思うけど。
夏場は食欲が減退しがちですが、そんな時こそ爽やかな梅の味です。
男梅シロップを上手に活用して、暑く長い夏を元気に乗り越えましょう。
では、また。