今更になりますがゴールデンウィークの話。
毎年GWは祖父母の家のある東北で過ごしています。今年もいつものように東北各地で美味しいものを食べて回る連休でした。
牛タン、牡蠣、ホタテ、ホヤ、笹かまぼこ、萩の月、ずんだ餅、盛岡冷麺、どれもこれも非常に美味しゅうございました。
例年であればこれで終わりなのですが、今回の東北旅行にはもう一つ目的がありました。それは東北にすむ人気ブロガー様に会うこと。
そんなわけで、今回はGWの東北旅行で会ってきたブロガーの話やら、その時に買った南部鉄器についてです。
- 暮らしの中で使えるシンプルモダンな伝統工芸 南部鉄器に一目惚れ
- 6インチか8インチくらいの小型のダッチオーブンが欲しかった
- 本場盛岡の南部鉄器、薫山工房の鉄鍋を購入
- 購入した南部鉄器をウットリと眺める
暮らしの中で使えるシンプルモダンな伝統工芸 南部鉄器に一目惚れ
GW中に会いに行った人気ブロガーってのは、ヨーグルトと乳酸菌でおなじみのみるおかさん。
過去の記事でも書いていますが、レコメンタンクは自分がブログを始めた頃から愛読しています。
祝・復活!!「レコメンタンク」みるおか氏が帰って来たよ - ヘソで茶をわかす
最近はレコメンタンク以外にも活躍の場を広げています。
こちらはレコメンタンク以上に深い考察が楽しめます。
そんなみるおかさんの案内で各所観光を楽しんできました。私、ボランティアで観光ガイドをしていまして、いつもは案内する側なので人に案内してもらうってのは新鮮でした。
この辺の話はどうしましょうかね?需要あります?
男二人の東北の旅… うん。止めよう。
数カ所の観光スポットを巡った後に、おみやげコーナーに寄ったところ、ビビっと来るものと出会いました。
これです。
社長 南部鉄器を買う
スタートです! pic.twitter.com/v4jVyGJAWS
— hesocha@夏バテ中… (@hesocha_twi) 2017年5月1日
南部鉄器。
ちなみにこのツイートは私のアイポンを奪い取ったみるおかさんが私になりすまして投稿したものです。
南部鉄器って言うと「急須」のイメージが強くて、どこかジジ臭い感じがします。私の爺さんも鉄分の補給だとか言って昔から使っています。
そんな古臭い感じの南部鉄器でしたが、最近のものはデザイン性に優れていてカッコイイですねぇ。それに急須以外にもフライパンやらパン焼き用の鉄鍋やらと、いろいろあって、楽しいです。
鉄の塊にロマンを感じてしまう私は興奮を抑えられませんでした。
6インチか8インチくらいの小型のダッチオーブンが欲しかった
じつはここに来る以前からキャンプなどで使うダッチオーブンを新調したいと思っていました。
私の所有しているダッチオーブンは大きめのもので、みんなでワイワイとキャンプで使う分には良いのですが、一人で使うにはデカすぎます。
買った当時は良かったんですけどねぇ… この歳にもなると周りはみんな家庭持ちで、なかなか友人らで集まってキャンプなんて機会はなくなってしまって… 自分に家族がいれば良いんでしょうけど… アマゾンで買えますか?
はぁ… ヤメヤメ。
ともかく一人用のダッチオーブンが欲しかったんです。小さいものであればソロキャンプでも使えますから。
そんなわけでユニフレームの8インチのダッチオーブンを買おうかどうか悩んでいたわけなんです。(本当はもうワンサイズ小さい6インチが欲しかったのですが、現在は売られていないみたいです。)
これです。扱いやすいダッチオーブンでかなり人気の高いもので、ず~っと「いいなぁ、ほしいなぁ。」と考えていたわけです。
ただね、一点だけ考えることがあって、それは「どうせ買うなら自宅でも使いやすいほうが良いなぁ」ってことです。
このダッチオーブンは小型ですし、おそらく家庭でも気軽に使えるだろうとは思うのですが、そうは言っても見た目は完全に外で使うことを前提としたダッチオーブンですし、実際にものを見てから決めたいと思っていました。
そんなときに、似たような使い方の出来そうな鉄鍋に、南部鉄器に出会ってしまったのです。
これは欲しい!!
完全に一目惚れでした。
本場盛岡の南部鉄器、薫山工房の鉄鍋を購入
コレは絶対に欲しい。
しかし、結構いいお値段。しかも旅先なので、あまり高いものを買うわけにもいかない。というか、ここに来るまでに色々と良い物を喰い過ぎて軍資金が不安。
南部鉄器って、伝統工芸品だけあって高級なものも多いんですよね。私がビビっときた鉄鍋は1万円ほどでしたが、それでも気軽に買えるものでもなく、どうしたものかと考えていました。
そんなときです。
これとかよさそう pic.twitter.com/3GCRX0JbMl
— hesocha@夏バテ中… (@hesocha_twi) 2017年5月1日
これもみるおかさんがいつの間にかツイートしたものですが、結構いいお値段でしょ?
この調子で品定めをしている私の周りでみるおかさんが煽るわけです。
もう、なんだか途中から考えるのが馬鹿らしくなってしまい、勢いで購入しちゃいました。
買います! pic.twitter.com/OD2o49mkJ2
— hesocha@夏バテ中… (@hesocha_twi) 2017年5月1日
このツイートも、もちろん犯人はみるおか。
もう、「さん」は付けなくてもいいや。
ちなみに購入したのは薫山工房さんの鉄鍋です。
アマゾンとか楽天とか探したのですが、同じものが見つからず…
おそらく、本人は面白がっていただけの可能性大ですが、この手の買物をする時は勢いが大事ですから、背中を押してくれたことには感謝します。一応。
さて、もちろんのことですが、この後もみるおかの煽りは続きました。
次はタンスを買うシリーズもやりたい pic.twitter.com/yGdyjjiHai
— hesocha@夏バテ中… (@hesocha_twi) 2017年5月1日
80万のタンスを買わせるつもりのようです。
このあたりでわかったことがあります。
よく、彼についてはブログで見せる知的なイメージと、ツイッターでの◯◯なイメージとのギャップが有りすぎるとか、どちらが本性なのかと話題になりますが、ツイッターが本体だと思います。
アイコンのイタズラっぽい笑顔もよく本人の特徴を捉えていると思います。これを描いたくるんちゅさんは彼の内面まで上手いこと表したものだと感心してしまいました。
それにしても、良いチョイスですよね。私の好みがよくわかっている。この辺はブログで見せる分析力なのでしょうか。正直、このタンスは欲しい。絶対買えないけれど。
購入した南部鉄器をウットリと眺める
GWの東北旅行を終え、信州に戻ってきてから購入した南部鉄器を開封しました。
購入した薫山工房の南部鉄器はこちらです。
いやぁ、良いですねぇ。うっとりします。
伝統美というか、機能美というか、シンプルですが、品格を感じる重厚な佇まいです。鉄の黒色も味わい深い感じがします。
写真では左側になりますが、蓋に蒸気を抜くための穴があります。
蒸気穴はスライド式の小さな蓋がついていて、内圧を調整できるようになっているようですが、こんな蓋でどの程度蒸気を保てるのか少し心配ではあります。
この通り、ピッタリと蓋がされるので、蒸気漏れは最小限に抑えられるのだろうと期待してはいますが、こればかりは使ってみないとなんとも言えません。
この鍋を購入する際に、これよりも少し小ぶりの鍋があり、サイズ的にはそちらのほうが魅力的だったのですが、この蒸気穴の蓋が付いていなかったため、こちらを購入するに至りました。
一人で使うのにちょうどいい小ぶりのサイズでありながら、深さはシッカリとあって、料理の幅が広がりそうです。
煮込み料理とか好きなのですが、一人分だけ作るってのが意外と難しい。
カレーを作ると思い知らされるのですが、美味しく作るなんてことは簡単なことなのです。難しいのは適量作ること。
煮込み料理に合うような深めの鍋は大きいものが多いので、どうしてもたくさん作りすぎてしまいますが、これならその心配もなさそうです。
などと考えならが、鍋を眺めていたらGW最終日が終わりました。
南部鉄器はとても丈夫なので、大事に扱えば一生ものとして使っていけるそうです。
長く使えるものって、使い込むほどに風合いが出てきますし、使い方によって味わいが変わってきて、とても「自分のもの」って感じがして良いですよね。
シッカリと愛用して、自分だけの南部鉄器に仕上げていきたいです。
次回(冬頃)、南部鉄器シーズニング編&調理編へ続く。
というわけで、
では、また。
別ブランドになりますが、見た目、サイズ、雰囲気ともに、この辺が買ったものによく似ています。
正直、何処が違うのかわからないくらい似ている。OEM的なものだったりするのだろうか。