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【お手軽段ボール燻製】スモークサーモンにスモークチキン、牡蠣にホタテに砂肝、盛りだくさんの食材を燻したよ

受験も終わり、ようやく休日を休日らしく過ごせるようになりました。

休みが取れたら、守屋山に行こうと思っていたのですが、最近は季節が1月くらい戻ったかのような日が続き、低山とはいえ積雪があるため、今回は見合わせようということになりました。

そうすると、貴重な休みなのにやることがない。どうしようか。まぁ、やることがないならないで、1日ダラダラするのも悪くはないですけどね。

などと考えていたら、「前に食べたスモークサーモンをまた食べたい。」と電話がありました。折角寒さが戻ってきたことだし、燻製も悪くないかと思い、色々燻してみることになりました。

 例によって段ボール燻製

年末にもやりましたが、今回もお手軽にできる段ボール燻製です。 

www.hesocha.com

今回もメインの食材はサーモンです。スモークサーモン、美味しいですよね。でも、結構お高い。だから自分で作ってみようとチャレンジした方も多いかと思いますが、結構難しいんですよね、スモークサーモン。

専門的なサイト等では「冷燻」の仕方などが紹介されていると思いますが、この通りにやろうとすると、色々と準備が必要になりますし、いざやってみたら熱が籠ってしまって失敗なんてことも良くあります。というか、よく失敗しました。

失敗に失敗を重ね、最終的に私がたどり着いたのが、このいい加減なお手軽段ボール燻製だというのだから、嫌になります…

100点満点の風味にはなりませんが、失敗知らずで80点くらいの味を楽しめます。

以前の記事にも書いたので、詳しくは書きませんが、大きめの段ボールを使うことと、燻製器を割といい加減につくることがポイントです。箱が小さかったり、シッカリと造りすぎると熱がこもって、身に火が通ってしまいます。

今回の食材

メインはサーモンですが、折角だから他の物も燻そうと思います。

サーモンを買いに売り場に行くと、美味しそうな「牡蠣」と「ホタテと目が合ったので、これで作ってみることにしました。

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ボイルした後、下味をつけた牡蠣です。プリプリです。

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同じく、ボイル後に一晩ソミュール液に漬けこんで下味をつけたホタテです。

それから、燻製と言えばスモークチーズだろうということで、安物のチーズを数種。こんなチーズも燻せばごちそうです。 

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それから、今回は肉類も燻してみました。

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鶏胸肉をボイルし、ソミュール液に漬けこんだものです。スモークチキンって旨いですよね。

それから、これが私のお気に入りの一品。

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鶏の砂肝です。これも同様にボイルしたものをソミュール液につけて下味をつけています。胸肉と比べて味が染みにくいので、少し濃いめのソミュール液を作るか、長めに漬け込むのがポイントです。

薄く切って食べるのですが、歯ごたえと香りがたまりません。是非お試しあれ。

チョッと試してみたくて、こんなものも燻しました。

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ナッツ類です。このいい加減な燻製で香りがつくかどうか…

そして本日のメイン。

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今回は、色々と並べすぎて、スモークサーモンを作るのが目的のはずだったのですが、存在感がないです。

これを段ボール製の燻製器に入れて燻すわけですが、途中経過はこんな感じです。

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今回は食材が多すぎるために2階建てにしました。

燻す

写真の様に網に食材を並べ、それを段ボールに入れて、スモークウッドで2時間ほど燻します。

このとき、ポイントになるのが燻製器の密閉具合ですが、今回のようにスモークサーモンなど生の状態を保ちたい食材がある場合は、冒頭に書いたようにいい加減なもので良いです。というか、いい加減にしてください。あんまりしっかりしすぎると、香りは強くなりますが、食材に火が通ってしまいます。

あと、段ボールって良く燃えますからね。熱がこもりすぎると危ない気がします。引火したこととかはないですが、気をつけたいところです。

さて、「いい加減」と言われても、どの程度か分からんという人もいるでしょうから、写真を撮っておきました。どのくらいかと言うと、

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このいい加減さです。この燻製のハードルの低さがご理解いただけましたか。

完成

二時間後、こんなんなりました。

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紹介し忘れましたが、ベーコンと生ハム、タコも燻しました。

前の記事でも書きましたが、この燻製は香りを付ける程度のものなので、長期保存などには向きません。あくまでも味を楽しむためのもので、直ぐに食べてるとき向けです。

それから、十分に満足できますが、やっぱり、100点満点の香りにはなりません。80点くらいの感じ。ですから、これでお手軽に試してみて、気に入った食材をガチで燻製にするなんてのも良いかもしれません。

実食(感想と反省)

どれも美味い。ただ、ナッツのみ失敗。ほとんど香りがついていない状態でした。やはり、これはしっかりと燻さないと無理っぽい。

魚と肉を一緒に燻すため、どちらにも相性が良いクルミを使ったが、それぞれ別の段ボールで、別のスモークウッド使った方が、きっと美味しいんだろうなぁっと思った。

あと、スモークウッドの種類でどの程度、香りが変わるか興味が湧いたので、これも別の段ボールを用意して試してみたい。毎回違う香りを試しても、たぶん、前の香りを忘れるので、同時に作って食べ比べてみたい。

 

これだけ美味いものを前にして、禁酒中のため酒を控えなければいけないのが悔しい。

では、また。

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