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信玄も信じた?矢除石の霊力

どうも。テスト対策の授業などで疲労困憊のhesochaです。

しばらくは忙しいので書き溜めた諏訪の史跡等の記事が多くなると思います。たぶん、アクセスはだだ下がりなのではないかと心配していますがしかたありません。ただ、そうは言ってもここまでの良い流れも切りたくないので、割と好評な石絡みの記事を今のうちに使っておこうと思います。

 信玄ゆかりの矢除石

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通称・竜の口と呼ばれる地区がある。写真の竜頭水口がある付近がそれだが、ここから慈雲寺参道の石段を登ると途中右手に大きな岩がある。

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この岩を「矢除石」という。普通の岩なのだが、この岩には面白いエピソードがある。

 信玄も信じた?矢除石の霊力

慈雲寺第七世中興開山天桂玄長禅師(天桂上人)は戦国時代の武将武田信玄当時、慈雲寺の住職でした。信玄自身、仏門に入って入道と称したほどの信者であり、深く天桂禅寺に帰依したそうです。信玄は戦場へ赴く際には安心を得るために慈雲寺に師に会うために立ち寄っていました。

あるときのこと、師は境内にあったこの岩の上に立って、「私を矢で射てみよ」といい、至近距離から射掛けさせました。しかし、放たれた矢は岩に跳ね返され、上人には1本たりともあたることはなかったのです。信玄は不思議に思い尋ねると「この岩には矢除けの力がある」とのことでした。

以来、信玄はその念力がこもった矢除札を受け、戦場に赴いたとの伝説が残っています。

本当に霊力があるの?

そこに疑いを持たないのが信仰なのでしょうけど、まぁ、信仰心の無い私には信じがたいエピソードではあります。皆さんはどう思いますか?

ただ、これが事実かどうかよりも、こういうエピソードが残るってことの方が重要な気がします。これはそれほどまでに天桂禅師が武田氏に重用されていたことを知ることができるエピソードだからです。

 

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