やあ、久しぶり。約二か月ぶりの投稿だよ。
サブブログやらアフィサイトやら作っている人も多いので、「どうせコイツもワールドプレス ワードプレスでアフィアフィやってんだろ?」とか思われているかもしれないけれど、何のことはない、ブログ更新がめんどくさくなっていただけさ。
だって仕方が無いじゃないか。お仕事忙しいんだもの。
もちろん仕事があるのは有り難いこと。ホント、感謝してる。
しかし!!
これではいつまでたってもシッカリとした休みがとれない。
休みがないと遊びに行けない。
もうストレスMAXだ、ド畜生!!
というわけで、以下ストレス解消のためのエクストリーム出社の様子です。
表題のとおり、出勤前に車山登山を敢行。山頂にてプリンを作って喰ってきました。
その行為自体に特に意味はありません。ただ、「出勤前の朝の時間帯だけは、どんな人間であっても自由だ」ということと、「車山を始めとした霧ヶ峰高原を歩くには、そろそろ良い季節なのでみんな遊びに来いよ」と伝えたいだけです。
最高のストレス解消方法を考える
抱え込んだストレスは並大抵のものではありません。もはや限界値を振り切り、爆発寸前なのです。ここにいたり、誤ったストレス解消方法をとれば最悪の事態にもなりかねません。
そこで私は古今東西のストレス解消法から最良と思える方法を厳選することとしました。
イライラするときは甘いもの 甘いものと言えばプリン
私、ストレス溜まってくると美味しいもの食べたくなります。とくに甘いものを食べると頑張れるような気がします。実はこれ、幸せホルモンとよばれている「セロトニン」とやらが深く関係しているそうですね。ええ、以前welqで読みました。
もうこうなったら甘いもの喰って、セロトニンをドバドバ出して幸せに浸ってやろう。
甘いものと言えばプリン。そうだ大好物のプリンを鱈腹喰おう。ぷっちんプリンみたいな安いのを1個2個喰ったんじゃ足りない。そうだ、美味いのを作ろう。
ストレスには登山
山登り好きな人は分かってくれると思うのですが、山に行くと疲れがとれますよね?
普通、長距離を歩いたりすれば疲労するだけのはずなのですが、山歩きの場合は心地よい疲れというか、不思議と体が楽になるんですよね。
実は山歩きをするとストレスホルモンの濃度が低下し、人間の細胞が活性化するのだそうです。山のように空気の薄い場所では血中の酸素濃度が低下するために細胞が酸素を取り込もうと活発になるので新陳代謝も高まるのだそうです。これも多分welqあたりで読みました。
ならば、山頂でプリンを食べるしかないじゃないか!!
ストレス対策のソースに多少の不安はあるものの、どちらも実感としてストレス解消につながっている感じはします。
ならば極限状態まで高まったこのストレスを発散するために私がすべきことは一つ。
山頂でプリンを食べるしかないじゃないか!!
早朝、未だ雪の残る車山山頂に向かう
早朝5時、夜も明けきらぬうちに自宅を出発し、霧ヶ峰へと向かいます。
4月と言えど信州諏訪の朝はまだ寒い。
時折吹く刺すような寒風は「俺、何やっているんだろう…」と冷静さを取り戻させるには十分すぎました。
寒い…
何やってんだろ、俺… pic.twitter.com/opyiP6ZKsD— hesocha@井の中 (@hesocha_twi) 2017年4月13日
投稿に失敗したらしく、下山後に再ツイートしたために時刻は7時を回っていますが、午前6時ごろ車山登山道に到着。気温は氷点下5度。
温度計だけみれば「暖かくなったものだ」と思えるのですが、風も吹くので体感気温はもっと低く、春の心地よさに慣れてしまった身に過酷な寒さでした。
じっとしていると寒くて仕方が無いので、とっとと山頂を目指すこととしました。
ご覧のとおり、車山山頂へと続く道は、周りの雪は解けていたのですが、登山客に踏み固められて凍っているせいか、登山道のみ残雪でザクザクでした。
この周辺は今はまだこの通りの何もない野原ですが、まもなく花の季節を迎えると数多くの高山植物で賑います。
なかでもニッコウキスゲは有名で、シーズンになると、この時間帯ともなれば霧ヶ峰一帯が写真愛好家たちで溢れかえっています。
同じ山でも季節ごとに表情が違うので飽きないですよね。子供の頃からどれだけ来たかわかりませんが、何度来ても、いつ来ても霧ヶ峰は気持ちが良いです。
登山道から下を眺めると、強清水のグライダー場が見えました。
この車山を主峰とする霧ヶ峰一帯は日本のグライダー発祥の地としても有名です。なんでも、諏訪湖方面から吹き上げる風がグライダーのフライトには持って来いなのだそうです。
この知識はwelqではなく、亡くなった父方の祖父から教えてもらいました。祖父は地元のグライダー協会の会員で、よく霧ヶ峰上空を飛んでいました。子供の頃、「後ろの席に乗せてやるから、一緒に飛ぼうな」と言われたものですが、結局「危ないからダメです。」と母に言われ一度も飛べませんでした。非常に惜しいことをしたと思います。
車山の山頂に到着
車山をはじめとした霧ヶ峰は遊べる山
山頂に到着しました。
30分くらい歩いたでしょうか。1時間はかかっていないと思います。「登山」なんて言うのが申し訳ないくらい気楽に登れる山です。
この車山を含めた霧ヶ峰一帯は日本の百名山のひとつに数えられています。百名山の多くは登るための山、挑むための山ですが、ここ霧ヶ峰は遊べる山。GWには気楽にハイキングなんてどうでしょう。
気象レーダー観測所
車山のシンボルと言えばコイツです。諏訪の町からも見える謎の球体。
車山気象レーダー観測所(通称長野レーダー)です。
気象庁所管の気象レーダー観測施設で、長野地方気象台から制御・監視を行う遠隔監視レーダーだそうです。
老朽化によって廃止された富士山レーダーの代替として、静岡県菊川市の牧之原気象レーダー観測所(静岡レーダー)とともに設置されました。
建物上部の丸いドームの中には直径4mのパラボラアンテナがあり、このアンテナを回転させながら電波を発射し、雨や雪による反射波を測定することで、広い範囲の雨や雪の強さ・移動などを時々刻々と観測しています。
レーダーで観測されるデータは、日々の天気予報をはじめ、集中豪雨などによる災害を未然に防ぐための防災気象情報の発表に利用しています。
なお、この建物に危険はありませんが、内部には高周波・高電圧を使用している機器が入っています。建物内には絶対に立ち入らないでください。
長野地方気象台
車山山頂からの展望は最高!!
気象観測レーダーが設置されるくらいですから、この車山周囲がひらけていて、展望は最高です。
グルリと有名な山々に囲まれていて、その案内もありました。
直ぐ近くの八ヶ岳はもちろん、富士山も南アルプスも北アルプスもみんな見えます。
天気が良ければ…
今日は車山周辺の天気は抜群だったのですが、遠くの山はもやがかかってしまって見えませんでした。
でも、良い眺めでしたよ。
車山神社と天空の御柱
山頂と言えば、小さなお社や祠などがあったりするものです。この車山にもお社があります。そして、諏訪地方でお社といえば「アレ」が必ずあるものですが、ここはどうなのでしょう。
やっぱりありました。御柱!!!!
ちゃんと4本あります。昨年ここでも御柱祭(小宮祭)が行われ、山頂まで御柱を引っ張ってきたんですね。いやぁ、想像しただけでも大変そうだ。
ラージメスティンで作るメスティンプリン
さて、いよいよ本題です。
調理道具はメスティン プリン容器もメスティン
近々記事にもしますが、少し前にラージメスティンというメスティンの親分みたいなバカデカいメスティンを購入しました。
今回はコイツを使って調理していこうと思います。大きさを活かして、中にプリン容器を入れて蒸し焼きにしていこうという算段です。
さて、このラージメスティン、どのくらい大きいかといいますと、この通り、すっぽりと普通のメスティンが入ってしまうほどのサイズなのです。
そうなんだよ。
ノーマルメスティン、すっぽりとラージメスティンに入っちゃうんだよなぁ。
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今、絶対に同じこと考えた人いるよね。
これはもう、プリンの容器はメスティン(ノーマルサイズ)で決定かな。
プリン液は自宅で作ってペットボトルへ
やって出来ないこともないですが、山頂での調理は可能な限り簡単にしたいですし、荷物が増えるのも御免なので、プリン液は自宅で作ってしました。
まぁ、つくると言っても簡単なものです。
材料は卵3つに牛乳300ml。これを良く混ぜます。
普通、ここに砂糖を入れますが今回は入れません。私、一応、仮にもダイエット中ですから(焦げ付き防止です)。
出来上がったらペットボトルに移します。
バニラエッセンスを入れ忘れていました。バニラの香りがないとイマイチですよね。
あとは蓋をシッカリとして山にもっていくだけです。
メスティンにプリン液を入れて、それをラージメスティンに
ここから山頂での調理。
写真の外側の容器がラージメスティン、内側がノーマルメスティンです。
ペットボトルに入れてきたプリン液をノーマルサイズのメスティンに注ぎ蓋をして、そのメスティンを水を張ったラージメスティンに入れて蓋をします。
あとは火にかけて15~20分ほど待ちます。
ちなみに、プリン液の入ったノーマルサイズのメスティンを直接火にかけても良いのですが、この作り方の場合、プリンの底が確実に焦げます。ですのであえてメスティンを二重に使って蒸して行くわけです。
メスティン使う時は大体アルコールの固形燃料を使っていますが、今日は風も強く火力に不安があったのでガスストーブ使いました。
グライダーにはありがたい風も、プリン作りには邪魔者でしかありません。強風で直ぐに火が消されてしまうので、防風板でガッチリ囲いました。
メスティンプリン完成!!
メスティンを火にかけてから約20分、ひたすら凍えるような強風に耐え 、ようやく完成のときを迎えました。
ラージメスティンから取り出した、ノーマルサイズのメスティンです。
さあ、プリンは固まっているでしょうか。いざ、オープン!!
メスティンプリンをトッピング
少し傾いていたようで、斜めに固まってしまいましたが、まぁ、概ね成功と言ってよいでしょう。プルンプルンです。
このまま食べても良いのですが、このプリン、焦げ付き防止のために砂糖を一切入れていません。このままでは下手をしたらバニラの香る茶碗蒸しです。ですから、ここにトッピングも兼ねて甘味を加えていきます。
まずはこちら。
フルーツあんみつ。
いろどりも甘味も一度に付加できる優れもの。それなのにカロリーも93kcalと控えめ。
実にナイス!
つぎはコレ。
ホイップクリーム。
プリンやらホットケーキやらカタカタの甘味と言えばホイップクリームだろ。
業務スーパーで購入したものです。スプレー式のホイップクリームなので手軽に使えて非常に便利。おまけに安い。
で、こいつらをメスティンプリンにトッピング ぶっかける。
優勝!!
見た目は確かに酷い。可愛らしさのかけらもない。
しかし絶対に美味い。喰うまでもなく分かる。美味くないわけがない。
メスティンプリンを喰らう
喰わなくても美味さは分かるが、食べないわけがない。
さあ、いざ実食。
プリンの固さが完璧すぎる。とても滑らかで喉ごしがやさしい。
出来立ての温かなプリンは凍えた体にもやさしい。
当たり前だが砂糖の入っていないプリンはちっとも甘くないが、あんみつやクリームの甘味が加味されると丁度良い控えめな、これまたやさしい味に。
大満足だよ。
誰もいない(当たり前)車山山頂。
この雄大な景色を独り占めしながら喰らうプリンの美味いこと、美味いこと。
嫌なこともイライラも全部忘れて、幸せになれます。
ストレス? 何それ美味しいの?
これでまた今日から頑張れる!!
しばらく景色とプリンを楽しんだ後下山&出勤。
ちょこっと眠いけれど、なんだか今日は体が軽いし、思考がクリアだった気がする。
…気がする。
メスティンプリンの反省と感想
デカすぎる。
これにつきる。
こんな具合で、小さな容器に分けて入れれば良いんだよね。つうか、普通はそうする。
流石のプリン好きの私も500mlのプリンはシンドイわ。まぁ、最後まで美味しく食べたけれども。
それからトッピングにも工夫の余地がある。
やっぱりカラメルは欲しいな。甘いだけでは正直飽きる。これはそんなに大変なこともないので、次回(またやるのか?)は忘れずに準備したい。
あとはまぁ、もう少しキレイに盛り付けたいものです。
それにしても、何日ぶりの投稿だろう…
正直なところ、今は仕事が忙しいのでブログなんぞこのまま放置しておきたいところだったのですが、いつの頃からか私の母や妹はこのブログで私の生存確認をしていたらしく、更新が滞り気味の最近はやたらと電話やメールが来ていよいよ鬱陶しくなってきたので書きました。
まったく変わらぬ息子の様子を確認できて、これで母も安心したことでしょう。そして同時にひどく落胆したことでしょう。申し訳ございません。相変わらずこんなんです。
この2ヶ月ほど、新しい記事を書くことはできずにいましたが、ネタだけは仕込んできましたので、今後はなんとか時間を作って更新していきます。多分。
では、また。