御柱祭も終盤。3日間の上社の里曳きが今日終了しました。諏訪大社上社の本宮と前宮の境内には新しい御柱がそれぞれ4本建てられました。
もっとも、これは未だ自分の目では確認していませんので、近々見に行ってくる予定です。
前回の、つまり6年前の御柱祭の里曳きは一身上の都合で参加できず、黙々と仕事(尻拭い)をしていたので、私にとっては12年ぶりの里曳きです。
里曳きってこんなに観光客多かったかなぁ… やっぱり、TVやらインターネットやらの影響だろうね。長野五輪以降、山出し祭も確実に観覧者増えてますもんね。
なんだか、他人の多さだけで疲れてしまいました…
肝心なところはモニター観覧
観光客の方でも楽しめるお祭りへと変貌してきたとはいえ、御柱祭は基本的には氏子のお祭りです。下社の木落しもそうでしたが、里曳きの一番の見どころである建御柱は氏子を優先するため一般の観覧者は現場で見ることができません。
こんな具合で、大型モニターでみんなで見ます。ちょうど柱の先端を三角に切り落とす冠落しをしているところですね。これがすむと柱を建てます。
このあたりは実際に柱を曳いてきた地元の氏子のツイッターなどを探すと面白いと思います。
前宮三の柱、
神事始まりました。#御柱 pic.twitter.com/CV6yS57RpS— 前ちゃん (@maechan30) 2016年5月4日
冠落としが終わり、建てる穴に先端が入りました。#御柱祭 #前宮三 pic.twitter.com/4Vm6J74CWr
— まりも (@shiguremaru) 2016年5月4日
1/4#御柱 #前宮三 pic.twitter.com/oDM4kom57F
— IZUMI (@olaizu) 2016年5月4日
前宮三の様子です。これ、実際に近くで見たら面白いんだろうなぁ。
↓これを見ようと思っていたのですが、結局近づくことすらできませんでした…
さあいよいよ建て御柱です! #御柱 #上社 pic.twitter.com/cT65RegzGh
— ぉざゎ (@zawatch) 2016年5月5日
御柱だけが御柱祭の楽しさではない
御柱祭って言うくらいだから柱を曳くのが目的なんですが、だからと言って、それだけでもないわけです。
各所で氏子や観覧者を楽しませるための出し物などが繰り広げられます。
博物館の前では御諏訪太鼓の演奏(?)をやっていました。
昼休みの時間帯だったため、たくさんの人が演奏を楽しんでいました。凄い迫力でした。
昼休みと言えば、御柱では休憩は地区ごとにとります。
地区の旗を目印に休憩所に集まって休みます。ですから、場所によっては上記のようなイベントをしているすぐ近くで休憩するような場合もあります。
尺八?ですかね。演奏をしていましたが、ちょうどどこかの地区の休憩所になっていました。
裏方の皆さん、お疲れ様でした
自分も山出しではボランティアとして裏方で参加しましたが、里曳きの裏方は大変です。なにせ祭りのエリアが広いうえに人口密度の高い(山出しとの比較)場所ですから。
交通整理、お疲れ様です。あちこちにいましたね。警察の方もいれば、ボランティアなのかな?一般の方もいました。
万が一に備えてなのか?パトカーも来ていました。
左に注目。
みんなが楽しむ中、職務遂行中のお巡りさん。お疲れ様でした。
次は来週末の下社里曳きと宝殿遷座祭
これで終わり?
いやいや、実はまだまだ続くんですよ。御柱祭って。
次は舞台を上社から下社に移して里曳きです。それから宝殿の遷座祭もあります。
下社は下諏訪駅から直ぐですから観覧しやすいです。来週末、予定が空いていたなら、ぜひお越しください。
上社の氏子の皆さん。ひとまず、お疲れ様でした。
下社の氏子の皆さん。来週頑張ってください。
それでは、また。