この話の続き。
冬キャンプ用にポーランド軍のポンチョテントを買ってみた - ヘソで茶をわかす
冬キャンプで薪ストーブをテントにインストールして、グダグダとお酒でも飲みたいと 大自然に抱かれたいと思っていた私は、冬のソロキャンプ用テントとしてポーランド軍のポンチョテントを購入したのでした。
となると次はテント内で使うアウトドア用の薪ストーブです。
テントのおおよその内寸などはユーザーらのブログやYouTube動画で分かっていましたので、それに合わせて小型のアウトドア用薪ストーブを検討しました。
今回はその検討の際に購入候補に上がった小型薪ストーブと、実際に買った薪ストーブの紹介です。
- 購入する薪ストーブの条件
- 購入候補のアウトドア用薪ストーブ
- 結局購入したのは変わり種の中華製薪ストーブ
- Wood Camping BBQ Stoveの心配な点
- ブログ脳の恐ろしさ
- 中華製薪ストーブ届きました
購入する薪ストーブの条件
ポンチョテントは非常に小さく、狭いです。そのため、あまり大きなストーブは入れられません。
また、ストーブの煙突を写真中央に見える、ポンチョの腕を通す穴から外に出すようになります。
この穴は入り口側と、写真のようにテント後方にそれぞれ2ヶ所づつありますが、穴の位置を変えることはできませんので、ストーブを配置出来る場所はある程度限られてくるわけです。
加えて、テントの構造上、高さのあるストーブはテントシートに触れてしまうのでインストールできません。
ですからストーブが縦長のものや、脚の長いものは利用できません。
とにかく小型で、できるだけ背の低いものを選ぶ必要があります。
購入候補のアウトドア用薪ストーブ
そんなわけで、YouTubeなどで先駆者の皆様を参考に小型のストーブを探していきました。
候補に上がったのは次のストーブです。
俺のかまど
寸法は横190×奥行328×高さ267cm とかなり小型。その上、煙が少ないと評判で、狭いテントで使うには持って来いの薪ストーブ。価格も割とお手頃です。
YouTubeなどでも利用者の動画が多いので安心して使えそうです。
ただ、その小型さ故に、薪も小さく切りそろえる必要があり、ホームセンターなどで購入できる薪をそのままストーブにぶち込むことはできなさそうです。
G-Stove Heat View 本体セット 薪ストーブ
耐熱ガラスがついているため、前述の俺のかまどと違い、薪の燃える様子が見えるのが特徴です。炎のゆらめきをテントのなかでも楽しめるのは嬉しいです。
寸法は横42×奥行42×高さ236cm でと小型です。
こちらも愛用者の多いストーブです。ユーザーが多いため、別売りで専用のオプション品が数多く売られていることも魅力です。
このウォーターヒーターにはかなり心を動かされました。非常に欲しいです。
ただ、こちらのストーブは本体もオプションもちょっとお高い。そうそう使う機会もないでしょうから、それを思うとちょっと手が出しにくいか…?
いや、しかし、だからこそ最高のストーブを使うって考え方もありか…?
コンパクト 薪ストーブ はじめてのまきちゃん
「はじめての」というだけあって、薪ストーブ初心者には有り難いセット内容と価格です。これだけあれば薪ストーブデビューできます。
サイズも横384×奥行422×高さ310mmと小型ですし、G-Stove同様に耐熱ガラスがついていますので、ストーブ内の炎のゆらめきを楽しめます。
笑's フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱G-neo SHO-061-00
この薪ストーブの最大の魅力といえば、まずは収納サイズの小ささが挙げられます。
他のストーブと違いたたんでしまえるのです。ですから、バイクや自転車での旅でも持っていくことができます。
また、側面にも大きな耐熱ガラスがあり、他のストーブよりも薪が燃えていく様子を楽しめます。
ただ、見るからに扱いは難しそうです。入門用に購入するのはどうなのか…? とは言え、他のストーブとは一線を画す商品で、かなり魅力的です。
PETROMAX(ペトロマックス) キャンピングストーブ Loki ロキ
単純に見た目がカッコイイ。フォルムに惚れました。
サイズは脚を伸ばすと横83.5×奥行き241×高さ55cm と割りと大きくて、とてもポンチョテントにはインストールできそうもありませんが、足をたたんだパッキング時のサイズは52×33×33cm ということなので、この状態ならテント内でも使えそうです。
テント外で使ったり、もう少し大きなテントにインストールする時は脚を伸ばして使えば、他の小型のストーブより使い勝手は良さそうです。
以上の5種のストーブを軸に、どの薪ストーブを購入すべきか、ポンチョテントを購入した夏頃から検討してきました。
そして、今月始めについに薪ストーブを購入したのでした。
結局購入したのは変わり種の中華製薪ストーブ
私の心は俺のかまど購入で決まっていました。そう、あの日、アマゾンにポチりに行くまでは。
俺のかまどをポチろうとすると、アマゾンは余計な商品を紹介してくれました。
おすすめの商品一覧に、それまで見たことのない、だけれど魅力的な商品があったのです。
それがこれ。
先に紹介したPETROMAX(ペトロマックス) の Loki ロキに似ていますよね。
見た目は割りとカッコイイし、サイズ的にも脚を折れば問題なし。何よりも価格。
安い!!
安くても3万円。5万円オーバーもザラなアウトドア用の薪ストーブにあって、2万円台のストーブは魅力的です。
それにストーブを入れておくバッグや、グローブなどもついてくるというから更にお得感が増してきます。
商品の案内を見ていくと、同シリーズのストーブが2つありました。
丸型ではなく角型のものと、薪ストーブの天板がとれてBBQコンロとしても利用できるタイプです。こちらも良い。
少し値段が上がりますが、それでも他の薪ストーブに比べると遥かに安いです。
色々と悩みましたが、結局安さと物珍しさに惹かれ、BBQコンロとしても使える薪ストーブを購入しました。
BBQコンロにもなるならば夏にも活躍しそうですし、焚き火台としても使えそうです。
Wood Camping BBQ Stoveの心配な点
なかなか良さそうだと思って購入したものの、心配はあります。
何が心配かと言えば、
中国製
ってこと。
最近は中国製品の品質も向上してきましたから、「まぁ、大丈夫だろう。」と思ってはいるのですが、「そうは言っても…」といったところです。
特にBBQコンロにもなるということで、本来無くても良いギミックまであるわけなので、そのへんから壊れそうな気はするんですよね。
こういうの、仮に日本製のものでも壊れやすそうですから。
そんなに複雑な作りのものではないので、多少の不具合なら自分で直せば良いですし、きっと何とか成るだろうということで購入しましたが、ヤッパリ心配は心配。
ブログ脳の恐ろしさ
色々な心配を吹き飛ばしたのは脳内会議で飛び出た悪魔の囁き
ババ引いてもブログのネタになる
ええ。かなり毒されていることは自覚しています。
「失敗しても、ブログでネタに出来れば美味しいじゃん」
そんな風に、まるで何かの保険かのように、この発想が思い浮かんでしまうのですが、何十万PVも稼いでいるようなブログならともかく、好きなこと書いているだけのこの泡沫ブログでは美味しいことなんて何一つないのです。
それなのに…
この発想のために何度か痛い目にもあっています。
しかし、今回も結局、よく分からんポジティブ思考でリスキーな商品に手を出してしまいました。これ、おそらくはブロガー特有の病気です。
高名な先生の言葉を借りれば、ブログのせいで大脳がぶっ壊れているのでしょう。瞑想しても手遅れかもしれません。恐ろしい恐ろしい。
中華製薪ストーブ届きました
しょうもない脳内会議の末に購入し、届いたのがこの薪ストーブ。
組み立ててみると、見た目は悪くない。カッコイイ。
ストーブのレビューまで書く予定でしたが、だいぶ長くなりましたので、一旦終わりにします。
そんなわけで次回予告。
これがブログ脳の恐ろしさか。
リスキーと承知でポチった中華製薪ストーブ。
存分に冬キャンプで楽しめるのか、ブログのネタと消えるのか。
果たして中華クオリティーの真価や如何に!?
次回、ヘソで茶をわかす。
「中華製薪ストーブをポンチョテントにインストール」
低需要な記事がまた1ページ。
では、また。