昨日、松本に用事で行ったので、「ついで」というにはちょっと離れてはいますが、一ヶ所、紹介したい場所によってきました。
毎日楽しみに読んでいるポジ熊 (id:pojihiguma)さんのブログで最近「ひとり○○」のシリーズが始まりました。これが面白い。そんな彼やその他の一人ぼっちで頑張る人らに応援も兼ねて是非紹介したいと思ったスポットです。
その名も高ボッチ高原。
観光地は何処へ行っても恋人の聖地
日本中、どこへ行っても恋人の聖地ですよ。ええ、もう、独身で旅をしてはいけないのかってくらいに、何処に行っても恋人の聖地。好きなだけ南京錠つけて回れよ。コンチクショウ!!
前に書きましたけど、霧ヶ峰の霧鐘塔っていう、霧の濃い日に道に迷わないように鳴らす鐘まで、「一緒に鳴らすと幸せになれるんだって。ウフ。」的なものになっていて、なんだかとても切ない思いをしてきました。ポジ熊さんにも是非トライしてもらいたいもんです。恋人の聖地めぐり。
北海道あたりならアチコチにありそうですよねぇ。あの切なさ、是非体感してもらいたい。
と、まぁ、イライラしてしまいましたが、とにかく独り者にしてみると名所という名所が恋人の聖地になってしまって肩身が狭い思いをしているわけです。いい加減、聖地の安売りすんなと言いたいですよ。まったく。
ボッチの聖地ってないもんかね?
恋人がいて、それだけで良い思いしているはずなのに、旅先とかでも独り者より楽しめるスポットが多いとか、不公平じゃね?ボッチがより楽しめる場所とかあっても良いんじゃね?
って、ことで、勝手に認定。ボッチの聖地「高ボッチ」。理由は語感だけ。
ダメ?良いじゃん。大目に見てくれよ。このくらいの悪ふざけ。
孤高のボッチ
だから高ボッチ(嘘)。
高ボッチ高原のまじめな解説
高ボッチ高原は鉢伏山(1,928m)から連なる高ボッチ山(1,650m)山頂に広がる高原です。レンゲツツジが有名で6月から7月の初めころにかけて、30万もの花が一斉に咲き誇ります。
山頂からは東に諏訪湖を眼下に八ヶ岳と富士山、南アルプスが望め、転じて西には南北に広がる松本平野と北アルプスの山並みを望むことができます。
写真愛好家らの間でも国内有数の人気のスポットで、雲海のかなたに浮かぶ富士山を狙うものや、諏訪湖・八ヶ岳・南アルプス・富士山を一度に写真に収めようとするものなど様々です。
それにしても変わった名前だな
へんな名前である。ボッチとは地元の言葉では凸型の出っ張った部分を指す言葉であるので、それが語源だろうか?しかし、そうなると、どの山もボッチなんだよなぁ。
また、ダイダラボッチ(デーラボッチ)という巨人が腰かけたからこの名がついたという昔話も地元には残っている。
関係あるかどうかわからないが、アイヌ語ではボッチは巨大な高原を意味するらしい。
結局、本当のところはわかりませんが、ともかく、一人ぼっちってのは一切関係なさそうです。
高ボッチでボッチメシ
どうです?きれいな景色でしょ。
諏訪湖に富士山、右側は南アルプスです。写真には入ってないですが左に八ヶ岳があります。
松本側はこんな感じ。北アルプスが寒そう。
こんな景色を眺めながら、昼飯です。ボッチメシです。
悲しくなんかないもん…
食事の後、腹ごなしに付近を散策しました。
そこで、衝撃的なものを発見してしまいました。
高ボッチ、お前もか!
三大標高に愛を誓う
何故、ここで愛を誓うのか!? 意味がわかんねぇよ。ここもかよ。
さも俺たちボッチにやさしそうな名前しているくせに、絶好のビューポイントでこの仕打ちかよ。
日本の1~3位の標高の山すべてが見えるポイントだと案内があったので行ってみたら、こんなとんでもないトラップが敷設されていました。まんまと罠にはまり、瀕死の重傷を負いました。
ボッチもカップルもこの景色は見に来て
ボッチで来ても、恋人と二人で来てもこの景色の美しさは変わりません。是非、機会があれば高ボッチから諏訪の街を眺めてみてください。ホントに素晴らしい光景です。
ということで、バタバタしましたが終わります。
では、また。